目標がないと人は死ぬ

2018年11月19日

私たちは目標が無いと死にます。

これは例えでもなんでもなく本当に死んでしまいます。

機能脳科学者、苫米地英人さんは著書の中で度々「目標の重要性」を語っていました。「定年退職などをして仕事を辞めた人は(仕事という目標を失ったから)亡くなる確率が高い」とされています。

これはこれで「なんとなくそうかもな・・」と思っていたのですが、どことなく腹の底までは納得できていませんでした。

でもこれを「腹の底から納得できる事例を発見」しましたので、今日はそれを紹介します。

どれだけ若く肉体的に健康だったとしても、生きる目的や目標が無くなると人は死ぬ

「どれだけ若くても、肉体的に健康だったとしても、もし生きる目的や目標がなくなれば人は死ぬ」

という“事例”を発見しました。

苫米地英人さんと関係の深いルー・タイスの著書「アファメーション」の中に以下の記述があります。

朝鮮戦争ではアメリカ史上のどの戦争よりも多くの戦争捕虜が死亡しました。

何故でしょう?

中国と北朝鮮の共産主義者が精神的拷問によって捕虜の生きる目標を破壊したからです。

彼らは捕虜に常に陰鬱な将来像を思い描かせ、仲間を密告する者に報酬を与え、恋人から送られてきた絶縁状や離婚申請書、手形回収通知を見せ、嘘の歴史で捕虜を洗脳しました。徹底的に捕虜たちの将来への希望を打ち砕いたのです。

捕虜たちは生きる目的を失いました。

まだ18歳から23歳ほどの若者が部屋の隅に這っていって頭に毛布をかぶると、48時間で何の肉体的原因もないまま死んでしまいます。最初この現象は「あきらめ病」と名づけられました。その後、通常は子供たちに見られる「引きこもり行動」と同じであることがわかりました。

結婚生活が長くとても仲の良い夫婦を観察してみてください。どちらかが死ぬと残された方がすぐ後に続きます。何の目的もないまま退職する人を見てください。退職時の年齢に関係なく退職後平均18ヶ月で死んでしまいます。

人は目標を持つか、死んでしまうか、そのどちらかしかありません。目標を持たない会社も長くは生き残れません。つまり目標を諦めると、あるいは何の目標も持たずにいると体の全機能が停止するのです。

ルー・タイス著「アファメーション」

このように目的や目標がないと人は死んでしまいます。

どれだけ若く健康的でも目的や目標を持たないと死んでしまいます。

捕虜の目的・目標を徹底的に無くしたら、捕虜は死んだ。

朝鮮戦争で中国と北朝鮮が捕虜に行ったのは、「捕虜の目的と目標を徹底的に無くす」という作戦です

  • 仲間を密告する者に報酬を与えて、仲間との親密感や連帯感を失わせました
  • 恋人から送られてくる(偽造した)絶縁状や離婚届を捕虜に与えることで最も大切な恋人やパートナーとの(本人が自覚するところの)つながりを失わせました

こうして捕虜の「生きる目的」と、その目的という頂上までの「道のり(目標)」を全て無くしました。

そうなった捕虜たちはまだ10代や20代という若さで、しかも健康であっても、何の肉体的原因もないまま48時間で亡くなったそうです。

本当に恐ろしい事実です。

この捕虜たちは無理やりに目的や目標を奪われました。これは当時の状況では仕方のないことだったのかもしれません。

「悠々自適に暮らす」の“罠”

ですが私たちも時にはこの捕虜たちと似たような状況になることがあります。

「仕事を引退して悠々自適に暮らす」

というのは一度は誰もが夢見ることではないでしょうか?

今頑張って働いてお金を貯めて、できたら早いうちに仕事を辞めてそれからは悠々自適に暮らす。誰もが夢見ることだと思います。

もしこの時に「何かやりたいこと、目的や目標」が“なければ”、この捕虜たちと同じようなことになってしまう可能性があります。

実際何の目的もないまま退職をすると退職後平均18ヶ月で死んでしまうというデータがあるようです。18ヶ月とは1年半です。退職して1年半で死んでしまうなんてあんまりです。

セミリタイア≒自殺

若くしてセミリタイアした経験がある人を知っています。

その人は確かかなり若いうちからウェブサイトを運営していて(おそらく10代)、そのウェブサイトの収益で20代でセミリタイアしました。20代で経済的自由を手に入れて、もう働かなくてもいい状態になりました。

そうして私たちが夢見ているように、南国のビーチでトロピカルジュースやトロピカルカクテルのようなものを飲んで、映画の中のバカンス状態をずっと過ごしたそうです。

するとやはり、死にたくなってきたそうです。

自由→廃人

私も似た経験があります。

以前、私はパソコン作業のし過ぎや、働き過ぎで体調を崩しました。身も心もヘトヘトに疲れて、「ずっと休みたい」と思っていました。それくらい疲れ果てていました。

ですから1か月半ぐらい何もしないで休息していたことがあります。

最初はとても自由で穏やかでリラックスできて良かったです。体調も少しずつ戻ってくる感覚がありました。

ですが次第に調子が悪くなってきました。

手持ちのお金がなくなってきたこともありますが、「なんだか社会に属していない疎外感」を感じました。強烈な夢や目標もなかったので、なんだかどんどん活力が低下していました。

この時私は死にたいとまではいきませんが「このままいくとダメになる」と強く感じました。

私自身の経験や、20代でセミリタイアした人の話からも、「人は目的や目標を失うと、死に向かって歩き始める」ことがわわかります。

人は目的や目標を持たなければならない。生きるために。

ですから私たちは目的や目標を持たなければなりません。

「人は親になると強くなる」

という話と言うか一般的な常識がありますよね。

これは親になって子供を育てるためには、その子がご飯を食べられるようにお金を稼がなければならないし、色々な責任を取らなければならなくなります。

そういう「子供を育て上げる」という目的や、日々の中での目標が、確実にその人の中に根付くから、人は強くなるのだと思います。生きるエネルギーが得られている状態なのだと思います。

子供を育て上げるのは20年はかかるある意味壮大な目的です。

これほどまでに大きな目標でなくても些細なことでもいいから目的や目標を持つことで私たちは自分を突き動かすエネルギーを得ることができます。生きるためのエネルギーです。

ですから私たちは目的や目標を持たなければなりません。

もし、あなたが目的や目標を見失っていたとしたら、どんなに小さなことでも良いので、目的や目標を持ってみてください。